糖尿病の予防には、緑茶や桑の葉のお茶の飲用が有効だとの風評も

糖尿病の予防には、緑茶や桑の葉のお茶の飲用が有効だとの風評も

緑茶を毎日約1ℓ飲用する事で、「糖尿病予備軍」の人のヘモグロビンA1cの値が改善する事が明らかになっている。血糖値が高めで、糖尿病と診断される手前の「糖尿病予備軍」に該当する人で、緑茶を1日1ℓ程度飲用する人と、飲用しない人のヘモグロビンA1cの値を、2ヶ月経過後に比較した。その数値を見ると、緑茶を飲用している人は、当初のヘモグロビンA1cの値6.2%が、2ヶ月後に5.9%まで下がった。飲用しなかった人には、値の変化は見られなかった。 緑茶に多く含有されるカテキンが、ヘモグロビンA1cの値を下げる要因となったと推測される。

一般にヘモグロビンA1cが6.1%以上だと「糖尿病予備軍」とされ、6.5%以上でかつ、血糖値が①空腹時血糖値80~110mg/dℓ未満②75g糖負荷試験(食後2時間血糖値)で80~140mg/dℓ未満③随時血糖値200mg/dℓ未満のいずれかの値が範囲内より高値であると、糖尿病と診断される。緑茶を毎日約1ℓ飲用する事でヘモグロビンA1cの値が低下した事は、糖尿病一歩手前の人が、緑茶を多めに飲む事で、糖尿病にならずに済んだり、あるいは発症を遅らせる事が出来る可能性を示唆したと言えよう。

また、「桑の葉」のお茶が、血糖値を下げると言われている。「桑の葉」に含有される、デオキシノジリマイシン(DNJ)が、血糖値を降下させる作用を持っているとされている。「桑の葉」、「糖尿病」で検索をすれば、ウエブサイト上に沢山の情報が出て来る。ドラッグストアの健康茶コーナーなどで、必ずと言って良い程、多くの製品を取り扱っている。また、「サラシア」という有効物質を含有するお茶を飲用する事で、血糖値を下げたり、ヘモグロビンA1cの値を正常値に保つ事が出来るという報告もなされている。その他にも、糖尿病に有効なお茶は、漢方を中心に多数ある模様だ。