糖尿病のレシピは毎食500Kcaℓ、食べ過ぎない、バランスよくが基本

糖尿病のレシピは毎食500Kcaℓ、食べ過ぎない、バランスよくが基本

糖尿病患者の食事は、「食べ過ぎない、バランスよく」が基本だ。栄養を過不足なく摂り、急激な血糖値の上昇を避ける事がポイントで、何も「特別な食事」を摂取するわけではない。健康な人が食べても、生活習慣病の予防になる、栄養のバランスが摂れており、カロリーは概ね500kcaℓの食事であれば、十分に、糖尿病予防の食事としてみなせる。

1食500kcaℓでバランスのとれた食事作りは、工夫すれば、難しいものではない。塩分を控える、脂っこい食事は避ける、肉ではなく魚を食べる。このような心がけは、糖尿病患者だけでなく、他の生活習慣病が気になる人にもお勧めだ。

糖尿病は生活習慣の変化、主としてその欧米化で急増してきた生活習慣病の代表的な疾病だ。糖尿病は放置すると腎障害、視力障害、神経障害などの合併症を引き起こす。この「三大合併症」が、糖尿病の本当の恐ろしさを呈する。症状が進行すると、人工透析治療や失明(シャッターを閉じたように、急に失明する。日本人の失明率のトップが糖尿病だ)、骨まで侵されてしまう組織壊疽による下肢の切断などの惧れも生じてくる。また、糖尿病は、脳や心臓などの動脈硬化性疾患の発症進行を促進する事も知られている。以上のように、糖尿病はQOL(クオリリティ・オブ・ライフ)を、著しく低下させる病気だ。

近年、血糖値コントロールを良好に維持すれば、合併症の発症、進行が予防できる事が明らかになって来た。糖尿病と診断されたなら、まず取り組まなければならない事は食習慣の是正だ。食事療法から、糖尿病の治療は始めなければならない。運動療法が併用される事も多い。食事療法と運動療法でも血糖値コントロールが不良の場合は、薬物療法を追加するが、食事療法は継続して行わないと効果が上がらない。